
ストレスからくるリスクにより現代人は、健康志向に高い関心を持っています。
そんな中、大手牛丼チェーンの吉野家さんから発売されたサラシア牛丼に興味をひかれている人も多いのではないでしょうか。
牛丼にサラシア⁈ってどういう状態?と疑問符が多いことも事実ですね。
実はサラシア牛丼は機能性表示食品にされていることをご存知でしたか。
その機能とは、食後の血糖値を緩やかにするというものですが、はたして効果はどのようなものか。
また、カロリーは?味は?気になることがたくさんありますね。
サラシア牛丼、徹底解剖していきましょう。
目次
サラシア牛丼が今 注目されている!
出典元:yoshinoya.com公式サイト
最近サラシア牛丼が大変注目されています。
牛丼好きはもちろん、そうでない人でも、最近流行りの「糖質ダイエット」を意識している人にも、話題になっています。
今までの牛丼とどこが違うのか。
健康という付加価値を持ち合わせたサラシア牛丼のカロリーはどうなの?味は?それぞれの分野から徹底的に分析していきましょう。
なぜサラシア牛丼になったのか?
高まる健康への関心・ニーズに応えるためには、健康という付加価値をもった商品開発が不可欠な現代ですね。
米の炭水化物は過剰摂取すると血糖値が上がりすぎる問題がありました。
でも、肉などのたんぱく質、脂質とともに摂取することで血糖値の上昇をおだやかにすることができることがわかってきました。
そこから牛丼としてご飯を食べる方が、同じ量のご飯を食べるよりも血糖値の上昇を抑えることができるのです。
そして、「牛丼の具」の栄養的特徴から過剰が気になる成分について分析した結果、サラシア由来サラシノールを配合することで機能性表示食品になったそうです。
サラシアの特徴を活かしたことから生まれた、サラシア牛丼という訳ですね。
サラシアの特徴は、糖の吸収を助けてしまうα―グルコシダーゼという酵素の働きをサラシノールが阻害し、糖の吸収をおだやかにし、食後の血糖値の上昇をゆるやかにすることです。
これを今までの牛丼に付加価値として商品開発されたのです。
サラシア牛丼の”気になる”を徹底分析
サラシア牛丼が持つ機能性の効果が気になりますね。
その他にも、カロリーや味などそれぞれ分析してみます。
カロリーや糖質は?
サラシア牛丼は並盛のみ用意されていますが、カロリーは673kcalとなっています。
通常の牛丼並盛のカロリーは669kcalとなっていますので、ほとんど変わりありません。
次に糖質はどうでしょう。
普通の牛丼(並)の糖質量は、だいたい90gぐらいですが、サラシア牛丼はというと、やはりほぼ同じぐらいです。
糖質もカロリーも通常の牛丼と変わりないことに、驚いた人も多いと思います。
サラシア牛丼は特別に糖質量やカロリーが少ないというわけではありません。
サラシア牛丼の効果は、あくまで「食事による急激な血糖値の上昇を抑える」のが目的です。
いつもの牛丼を食べても、余分な脂肪を貯め込まないようにしているのがサラシア牛丼なのです。
栄養成分を牛丼と比較してみると
通常の牛丼 | サラシア牛丼 | |
たんぱく質(g)
脂質(g) 炭水化物(g) ナトリウム(g) |
19.4
23.4 95.1 1.1 |
19.4
23.4 95.8 1.2 |
栄養成分もほとんど変わりがありません。
サラシノール成分を牛丼のたれに使用したこと以外、通常牛丼と変わりがないことがわかります。
でも、これでサラシアの効果が血糖値に与える影響が大きいこともわかりますね。
味はどうなのかな?
実食した人のほとんどが味に違いはない、と答えています。
むしろ、サラシア牛丼のほうが美味しく感じた人が多かったようです。
普通の牛丼と全然変わらない味付けに出来たこと、これもサラシア牛丼注目される理由の1つですね。
また、見た目も変わりありませんでした。
ただ牛丼の具の上に、黒っぽいタレがかかっているところが違うようですが、このタレがサラシア由来サラシノールが配合されたタレということです。
まとめ
サラシア牛丼が注目されるのには、色々と理由がありました。
味と見た目は通常の牛丼とほとんど変わりなくても、サラシア配合のタレによって血糖値の上昇をおだやかにすることが出来ています。
血糖値が高めで、食生活に注意している人にこそサラシア牛丼をおススメします。